というか、なんちゅう内ゲバ?

皇室の弥栄、日本の永遠を祈る――皇統をめぐる議論の真贋


 外国籍地方参政権で、方針変更した長尾教授が、見事にダークサイドに墜ちたとしか思えないとか

“皇室軽視”民主党の理論的支柱を粉砕する
変節憲法学者宮沢俊義東大教授の恥ずべき天皇観。八月革命説で皇室を骨抜きにし、日本を共和制にする謀略を暴く
中央大学教授 長尾一紘

小林よしのり氏が2人がかりで切りつけられてるとか、
『「女系」を容認しても天皇の歴史的正統性は失われない』と、記している高森明勅教授が見事に孤立無援に陥ってしまったのじゃないか、とか、
まぁ、いろいろと書きたい事はあるけど、要はこれで。

小林よしのり氏に反論する
Y染色体説のどこがトンデモ説なのか
神武以来代々受け継がれてきたY染色体の刻印こそが皇統の証である。血統原理の本質を科学的に語る意義を無視するなかれ
高崎経済大学教授 八木秀次

 はいトンデモです。

 まず1点目。
 臣籍降下(それこそフィクションの世界なら、光源氏のごとく。)がいったい何件あったのか。その調子でいくと「Y染色体の刻印」を持ってる人は神武帝依頼どれだけの数になるのか、想像するだけでも凄い数に。(清和源氏桓武平家の系図だけであれだけの事態になるわけで…あ、ということは、確か写真家になられた、慶喜公の御子孫も「源氏長者」の称号故清和帝以来の「Y染色体の刻印」を保有することに…?
(徳川家が源氏と結びつきのあるように系図を操作した、とかなんとかいう話は、ここではフィクションに。)

 もちろん実際には「女性しか生まれませんでした」ということで、途絶えてるというのはよくあるパターン。

 次、2点目。
 これをやっちゃうと、神武帝の存在確認をせにゃならなくなる。神武帝の刻印と、我々の刻印となにか決定的な「刻印」があるのか。それを証明出来なければ「トンデモ」と「都合の良い科学のつまみ食い」として処理。
(ハコとしてのY遺伝子はともかく「塩基配列としての」Y遺伝子は親子でも相当に食い違うらしいですが、ハテサテ)

 もう一つ言うと、


 3点目。
「そういう神話や伝統に基づいて男系でやってきたんだ!」で終わらせればいいのを、「都合の良い科学のつまみ食い」を言い出すことになり、それでは陛下を「しょせんY染色体のタネ」と言うがごときの不遜。
参考

 子供はどっちの性別でも、可愛いモンなんでしょうね(と、配偶者あり子供ナシ歴が長い、オレが…)