ヒゲの隊長さん、大いに対決する(かな?)

元・ヒゲの隊長佐藤正久参議院議員の、北澤大臣就任に当たってのエントリ。

北澤大臣は長野県会議員を経て参議院議員に。一貫して同じ長野出身の羽田孜元総理とともに歩んできたが、これまであまりスポットライトを浴びることはなかった。しかし、全国にその名が知られるようになったのが、昨年11月の田母神俊雄・前空幕長の参考人招致であろう。

本来、参院参考人招致は、証人喚問とは全く違い、国会にわざわざ足を運んでいただき、ご意見を拝聴するという場面であるはずであり、北澤委員長が冒頭で「国民の付託を受けた国会として、後世の歴史の検証に堪えうる質疑を行いたい」と胸を張ったわりには、田母神参考人の発言を遮ったりと、極めて田母神参考人に対する「非礼」を働いた。

この時は、空自OBを中心に、北澤委員長の「非礼」に対する非難の声が、佐藤の事務所にも寄せられ、また前述の防衛省設置法案廃案時は、全国の少年工科学校OBから、多くの心配の声が届いた。

北澤大臣が、これらのことをどこまでご記憶であるかは知らないが、市ヶ谷界隈では、今回のことを複雑な思いで受け止めているようだ。
参考

 非礼、の一点で批判なら、当然のこと。もっとやれーモノだけど、田母神氏自体の発言が発言だったからな。

これでは、鳩山内閣発足まで、政治主導のシビリアンコントロールが機能していなかったかのようにも聞くことができ、これまで議会制民主主義国家の「軍」として、整斉と行動してきた自衛隊への侮辱と受け取った人々も多かったようだ。
参考

 これが原因のひとつなんだけどな。
 シビリアンコントロールが機能していない、と、とられても致し方がない。