これでは講談社の勝ちだろ、正直。

 横山光輝三国志で、中国史を学び、ああっ女神さまっ!と、魔探偵ロキ北欧神話(の、とっかかり)を学び、サムライスピリッツで、アイヌ史や文学にはまる…寸前でリタイヤし、孔雀王ゴッドサイダーデビルマンから、一気にメガテニストに走って、一時は変な宗教にはまったと勘違いされた前科持ち。これだけそろうと、ワタシは何者なんだろうか?*1


 ちゆ嬢がいよいよ大暴れ中。おかげで、書こうとしていたネタを先越された。ムネン。

これを描いたのが、菊池としを先生。
かつて、「週刊少年マガジン」の本誌や増刊で「蓮華伝説アスラ」「明王伝レイ」を連載していたお方です。


 何度か書いたけど、ちょうど伝奇モノが流行していた頃でして…(以下略)。

 しかし、これはしらんかった。

実は、「○ライデー」を読むと悪霊に憑依されるという描写は、菊池としを先生の「明王伝レイ」の中にも出てきます。
狂ってるのは、これを載せた「マガジン」が「フライデー」と同じ講談社という点です。

 すごい!

「私はあなたの書いたものは嫌いだが、私の命を与えてもあなたが書き続けられるようにしたい(ヴォルテール)」を地で行ってるよ、野間社長さんかっけー!

 自分がメドゥーサに描かれようが、出来の悪いパペットに描かれようが、会社を伏魔殿のごとく描かれようが。


 その逆なら文句なく、串焼き1000年の刑が待ってるな。


 菊池としをさとうふみやの両氏も講談社なら、景山民夫氏のいくつかも講談社に版権があった(たしか引き上げて角川などへ移籍させたはず)ような。幸福実現党の政策に、渡部昇一氏の著作が影響を与えた可能性が高い、と書いたがこれは参ったな。


 それでは、ご唱和ください。

それでも日本人か――ッ!! 破邪――ッ!!

参考明王伝レイ 最後の台詞、だそうな。)

*1:史実ならぬ神話とはまるで違うところもあるので、これら「だけで」学ぶとあとで痛い目に遭いますので、ご注意あれ。