幸福実現党の選挙違反について。

今回の判決は、まったく不当で、国民の政治参加の自由を奪うものだと思っております。
候補者自身も、初めての選挙活動で未熟な点はあったかもしれませんが、買収の意思などあろうはずもなく、今回の立件及び判決は、新人の立候補を阻む、まったく誤ったものだと思います。これでは、選挙プロの現役か二世候補しか、立候補できなくなり、日本の政治はますます 貴族制になってしまいます。小沢幹事長の億単位の献金問題への対応と比べ、今回の検察対応は、非常に対照的ではないでしょうか。裁判所、検察当局には、国民の期待に応える適切な法適用を期待します。
幸福実現党 幹事長 林 雅敏
参考

 まぁ、あんだけの候補者を立てていれば、「対・選挙違反対策」の研修会やっていてもヘタをこく可能性はあるな。それは同情の余地がある。


 問題はやらかしたことに対して、むしろ逆ギレをやってる方。

 これでは、「真理党の恐怖再び」を連想させるに十分なモノイイになる。もちろん、俗世での成功を望み、またある程度の成功者が多いことは、その提言などで理解できているので、極端な方向に走る可能性は、「真理党の末路」よりもかなり少ないことは想像できうるが、松永氏の、

幸福の科学は、在日・北朝鮮・中国の陰謀を語っている。そして、日本人は、その在日勢力に支配されたテレビや新聞に洗脳されていると主張し、マスメディアや選管によって幸福実現党は弾圧を受けていると主張している。また、民主党は中国や北朝鮮の侵略を受け入れるかのごときキャンペーンを展開している。金正日が選挙投票日にもミサイルを撃ち込むという「守護霊インタビュー」まで発表した。

ここまで、すでに幸福実現党は「オウム武装化路線」とパラレルな道を歩んでしまっているのである。

幸福実現党は、現時点では、政党を結成し、北朝鮮のミサイルを防ぐための政策を取り入れるよう訴えている。しかし、やがて政界進出を完全に断念したとしたら? 幸福の科学が民主主義的な合法手段による政治改革を諦め、国家に任せきれないから自分たちで独自にミサイル防衛を行なおうと考え始めたら?
参考

という意見に首を縦に振れてしまう。

(参考。公選法違反で候補者に有罪判決、幸福実現党の言い分