元・メガテニスト、女神を語る。

 ここに書き込みをするようなことは、頭痛モノの出来事があったときだけのこととしようと思ったが、やってもうた。

 虚構の皇国のtadanorihさまのエントリに反応してしまったではないですか〜。

日本の萌える神々から天照大神を連想させる闘う翼を持つ女神ベルダンディ

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朝鮮人を懲らしめる美少女−神功皇后は実在しました…これが―その根拠と証明です」

 よろしい。元・メガテニストに神を語らせると、どれだけとんでもないことになるか。やって見せようではないかい。
 加えて、TRPGとかRPGとか、女性キャラの名前は必ず「運命の女神」から引っ張ってくる悪癖持ち。(ノンナとか、ラキシスとかは、昔使った名前だ。)ヴェルザンディは北欧の「運命の女神(ノルン)」の一柱*1。オレの一番のストロングポイントに入ってきたぞ。

 メガテニストとは…まぁリンクが作られるから、その解説を読んでいただければ幸いだけど、追記すれば、

  • 人間は、悪魔よりもアコギだと信じている。
  • 人間をこき使う神なら、ぶっ潰す。
  • というわけで、無神教や主義までは行かないけど、基本的には宗教には懐疑的。

 
 まー、オウム真理教が事件やらかした際には、完璧に不思議がられてしまいましたね−。
「なんでこいつら、ヒンドゥーシヴァ神を信奉しておきながら、仏教のいうお布施をかき集めて、キリスト教新約聖書ヨハネの黙示録のいう『ハルマゲドン』を唱えるんだよ?」

…これじゃ、確かに「イッちゃった」奴ですよね、オレ。


 おっと、話を戻す。

 ノルンの3柱といっても、今となっては北欧神を信じる人はおらず、ただカレンダー*2とスキー場*3にその痕跡を残すのがやっと、という体たらくではありますが。

 ただし、凶悪におっかない神であることは、残っている神話物語でも十分述べられている。何しろ、他の神話の「運命の女神」が、せいぜい人の運命を左右させるのが関の山(これだって十分におっかないが)なのに、「神々の運命にさえ変更を許さない(それ故に、北欧神話では如何に世界が滅び、如何に神々が死んでゆくかがまでも記されていて(「神々の黄昏(ラグナロク)」)、如何なる神でもこの変更は許されていない…と考えられていた。)


 こんな調子ですから 運命の女神が死の宣告を下したらもう生き続けることは誰にもできない。
 オマケに末妹スクルドにいたってや、ワルキューレの一人…「あったが最後。死亡確定。*4


 というわけで「妖精じみた美女3柱」どころか、死神のごとき描かれ方をされることもしばしば。マクベスの魔女も、運命の女神の変形ではないか、という人もいるくらい。
これとかこれとか)

*1:神様を数える単位は「柱(はしら)」

*2:Wednesdayが、北欧神話オーディン(Oden。Woden)から。他も火曜日〜金曜日までが北欧神話

*3:ノルン水上

*4:戦死者をヴァルハラ(天上界の宮殿)に連れて行くのがワルキューレ。よって、その姿を見たが最後あの世行き決定