アモーレ! マンジャーレ! カンターレ!

 イタリアーノの幸せとは、「恋して、美味いものを食べて、歌うこと」だとか。
 サカヲタは、これをひんねじって、
「アモーレ! マンジャーレ! カンターレ! ベルマーレ
カマタマーレ!  コンサドーレ!」
と、叫ぶところではありますが…。
(後ろ2つはそもそも、イタリア語でもない…)

 さて。
 今回のエントリは、チョットだけ、カンターレに関わりが。

 宗教法人・幸福の科学が「幸福実現党」設立、衆院選へ

 えー、宗教団体が政権のカウンターとなる場合も結構ありますし、正直宗教家が「世の中なってないから政治の場でオレの考え方を述べて、ナニが悪い!」と言い出しても「悪くない!もっとやれー!」と返すのが、正当。と。

政教分離の具体的内容
* 特権付与の禁止 - 特定の宗教団体に特権を付与すること。宗教団体すべてに対し他の団体と区別して特権を与えること。
* 宗教団体の「政治的権力」行使の禁止。
* 国の宗教的活動の禁止 - 宗教の布教、教化、宣伝の活動、宗教上の祝典、儀式、行事など。

 ただ厄介きわまりないのが、オウム真理教の「真理党」の一件で、極度に宗教が前に出すぎると、破壊的カルトか?と身構えるようになってしまったこと。このマイナス点をどうするのか?この辺でスタートラインを結構戻されたような。

 たとえば、週刊新潮はこの有様。

週刊新潮 2009年6月4日号
【ワイド】人も羨む話の裏側
(9)「幸福の科学」大量立候補で思いだすオウム「ショーコー・マーチ」

 ただし。それはこっちに置いておく。
 その思想について、あーだこーだ考察やって、具体的に投票行動に移す自由も、また存在する。

 んではマニフェストをいじるとする。
 憲法を改正しようと言うのではあるが、さてどこをいじってくるか。

※ 9条=国家の防衛権を定めます。隣国に悪を犯させない「毅然とした国家」を築きます。
※20条=憲法20条3項を改正します。
    (宗教教育を取り入れ、善悪の価値観や、愛と慈悲、セルフヘルプの精神といった普遍的な宗教精神を
     教えます。道徳教育についても、さらに充実させ、自分を律し、他の人を理解できる優れた人格を育てます。)
※86条=予算の単年度制を廃止し、年度末に予算を使い切る悪習を払しょくし、好況期には税収を積み立てていく「ダム経営」を
     国家に導入。

 9条改正の所で、
アメリカとの同盟堅持を機軸としながら、インド、ロシア、オーストラリアなどとも関係強化をはかり、敵を減らし、味方を増やすことを基本とします。
アメリカのやることについて行けば、全ては味方?と??
※「外国からの侵略によって国民の生命・安全・財産が侵されることは断固許さない」という気概の下、憲法9条を改正し、国の防衛権を定め、国民が安心して暮らせる日本をつくります。
→その「外国」とは、中国と北朝鮮、のみであると???

 ここで、あの本を思い出しました。

「ノストラダムス戦慄の啓示」
 なんということでしょう。21世紀にもなって、ノストラダムスとは。
 しかし衝撃(いや、笑撃)なのは、
「いくら、バブルでイケイケどんどんになっていたとは言え(1991年1月11日)、ここまで凶悪なナショナリズムに走って良いのか?」
と、驚く、呆れるよりも、爆笑する他ないと言うこと。

 先ずは第1章。諸外国の比喩がすさまじい件について。
※巨大な鷲が(略)のたうち回る様
(北米の老いたる鷲 てのもあるが…はて?老いたると言うほど、歴史はあったかのぉ?)
※北方の熊よ、。安らかなる眠りは、おまえにはふさわしくないのだ。
※老いたる貴婦人(セーヌ川のほとりでロンドを踊る)
※ライオンの国の最期を飾ったのは、雌のライオン
※魚の大群(10億の小魚)にも似た国は。そんなにもえさがないのか。
※インド洋の誇り高き国よ(略)おまえたちの多くは命を落とし、小さな国として生きていく以外に道はない。

 しかし、これでもまだ、ホンのさわり。
 これには参りました。
==
 最も愚かなる者がいる。
 ああ、他人のひさしを借りて生業を立てる者よ。東洋の淑女よ。おまえは数限りなく犯され続けてきた。
 しかし、まだこれ以上、
 犯されたくないと悲鳴を上げるかのように、常に鋭い視線を四方に投げかけているが、おまえもまた再び犯されることになるだろう。
 (略)
 引き裂かれたる姉妹が、一つになろうとするとき、この姉妹の不幸が起きる。この由緒ある家柄に育った姉妹は、再び怪物に犯され、怪物の子を孕(はら)むことになる。
 おまえたちは、怪物の子を産むことのみによって生き長らえることができるのだ。
 その子をもし産まぬと言うならば、おまえたちの命もまたないであろう。
 (略)
 海の怪物は、おまえたちを犯しに再びやって来る。そのときに、手のひらを返したような態度をとっても、もう遅い。
 (略)
 借金のかたに娘を奪われるは、いつの時代も同じ。そのときに泣き叫んでも、もう遅いのだ。
 (略)
 おまえたちの、不幸を愛し、不幸を忘れず、不幸を心に刻み、不幸を他人のせいにし続けた心が、また不幸を呼ぶことになるのだ。
 (略)
 相手は海の怪獣なのだ。
 怪獣に対して、小魚が嘲笑ったということが、命とりとなったのだ。それをまた深く悔いることが来るであろう。
==
 この姉妹、てのは間違いなく、韓国・北朝鮮の事だろうな。
(実は第4章で南北統一に伴う動乱が1992〜1993にあって、そのどさくさ?に乗じて、日本は朝鮮半島を経済的に支配するという。)

 ここまでくると山野車輪氏も、びっくりだ!

 と、ここまでで前編。本編140P位の新書で、文字数はケータイ小説くらいにしかないはずなんだけど、これは美味しすぎる。
 こんな預言を、外してくれたことに、神に感謝せねばなるまい。

 …もっとも、ワタシの言う神は、万物をつくりたもう、スパモン様であらせられますがな。

 ヌードル触手に福音あれ!


 ビール火山とストリッパー工場の来世に聖句を唱えようではないか!



ご唱和ください。



 ラーメン!!