外国人参政権付与は「国家の自殺」へツッコミ
何でも、夕刊フジにて「毎月第4金曜掲載」のコラムを掲載するようになったそうで。
それにしても。饗庭直道氏の肩書きが一向にかたまらないな。
さて、(地方自治体における永住)外国人参政権に対し反対を、移民に対しては積極策を採用していることを踏まえて。
そうであるならば、一部の危険はあるとしながらも、大勢の親日である外国人を
移民させることは、有効な手段ではないでしょうか。スパイ法などの制定は当然必要です。
また移民に先立って、五年間の勤労と、犯罪を犯さない実績、有事の際には日本のために戦うという署名、
そういった審査があります。
(参考)
では、つかまつるか。
20年以上前、イスラム系の外国人に地方参政権を付与したオランダ。1600万人の総人口に対して、20年前は約5万人だったイスラム移民が、今では、20倍の100万人を超えている。
先ずは、きちんとしたデータに頼ろう。(参考)
オランダ EU加盟国=地方自治体に対して、選挙権・被選挙権ともに○
(ただし、非EU諸国に対しては5年以上の居住。)
そして宗教分布を。(参考)
キリスト教(カトリック29%、プロテスタント19%)、イスラム教(5%)、その他(5%)、無宗教(42%)
無宗教が結構多いな。まぁ日本も「一応仏教と神道のチャンポンだけど、熱心な信者と言うには…」状態だからこんな感じになるのかも。
さて無宗教か。こうなると、黒川白雲幸福実現党・政調会長(当時)の発言を記録されていた、fly-higher氏のこの記事を引用。
(@yoshiokadaiの質問)「宗教的寛容というのを掲げているけれども、他の宗教に非寛容的な宗教(キリスト教原理主義や、創価学会など)を信仰する人に対する宗教教育というのは成立しうるのか?」
(黒川:返答)「普遍的な宗教教育というのは、個別の宗派については含んでいないということです。「普遍的」とは愛の精神であるとか、自助努力の精神であるとか、反省の精神であるとか、そういった普遍的な内容です。」
(@yoshiokadaiの質問)「唯物論=(宗教的な価値観を否定する価値観)もまた認められなければならないのではないか?」
(黒川)「教育基本法では努力規定としてでておりますが、そういった精神的な部分をお伝えしていきたいということです。したがって唯物論者の人にそういったことを強制するといったことは考えておりません。」(@yoshiokadaiの質問)「普遍的な価値が存在するという前提なのか?」
(黒川)「存在します。」
(@yoshiokadaiの質問)「そのようなものを存在するかどうかを判断するのも個人の自由のはず。普遍的な価値を認めない人は教育についての議論に参加できないということか?
(黒川:返答)「はい、そうです。」
(@yoshiokadai)「ありがとうございました。」
信教の自由のうち、「特定の宗教を信じない」自由の否定を頂いております。すでに。
加えてイスラム教を「他の宗教に非寛容的な宗教」として扱っている時点で付箋の用意。
(実はオランダの宗教観は結構ユルユルになっているようで、キリスト教徒どころか、イスラム教徒ですらモスクに行かない人が増えている体たらくだとか。(参考))
というわけで。
私は、観光客が足を踏み入れないイスラム自治区に行ってみた。身ぐるみをはがされそうな目にあいながら相手の懐に飛び込んで分かったのは、参政権を得たイスラム系移民は、寛容で自由な(同性愛も大麻も合法)オランダ文化を憎悪し、「早く俺たちの政党をつくり、オランダを変革する」という使命感を本気で持っていることだ。
幸福の科学は同性愛は許容するのか?という疑問はさておいて、まぁイッちゃってる奴は一定程度いるのを踏まえるにしても、
どうみても、イスラム教系の政党(もちろん、支持者がいるであろう党はあるにしても。)は無い。
そもそも、政党を作っても国政に打って出ることは不可能(地方参政権はあっても、国政にはないとは先に書いたとおり)
そして。日本の場合やろうとしてるのは「地方自治体における参政権で、被参政権は考えていない」。
こりゃあ、平沼議員ばりに「元々日本人じゃない」議員を用意して…乗っ取りに何年かかるんだ?
加えて。どっかの自治体を乗っ取ろうとするなら、お国にとってはあっという間に反日外国人のスポッティングが出来たあげく、有形無形の圧力(交付金を絞り上げる、地方自治法にもある是正勧告〜代執行)をかけることも可能。
それにしても。
参政権を得たイスラム系移民は、寛容で自由な(同性愛も大麻も合法)オランダ文化を憎悪し、「早く俺たちの政党をつくり、オランダを変革する」という使命感を本気で持っていることだ。
「参政権を得たイスラム系移民」を「幸福実現党支持者」に差し替えると、流石に「日本文化を憎悪」はあわないまでも、まんま自分たちにブーメランしてるようにしか見えないのは、気のせいか。
(何しろ憲法試案では義務だらけという、アホアホなモノを読まされた。)
あ、そうそう。トドメ。オランダにも「市民化政策」はあるにはあるが、見事にうまくいってなさそう。
(参考)
はてさて、如何なる移民政策を考えておるのか、発言を待ちたいところ。