それでも【拡散希望】を(少しは)信じなくては。

※むー、おとなり日記がえらい事になっている。

 続き。

畜産業にとっては大変な事件なのだが、なんか今回ネットだと絶対に
「政権たたき」といっしょにセットでコピペして廻られてるので、
いつものバカが暴れてるのか。と色眼鏡で見られちゃう状態なのがなぁ

犯人探し的なデマが地元で飛び交ってるらしいのをそのまま
”目から入ったら手から出す”状態で『ぼくはネットで真実を知る!(キリッ』な子が流言飛語モードとか

政治批判とかより先に広めて欲しい情報があんだろうと。
参考

 確かに、必要なのは。
口蹄疫は人にはうつらん。宮崎牛を安心して食おう」
「無用の立ち入りは、病気の拡散につながる。獣医さん、お役人は何とか拡散しないように頼む。」
「政府と役人は、病気の拡散防止や、農家を早いところ安心させるべく支援をよろしく頼む」
位か。

 それで、【拡散希望】を打つのはともかく、今回は「民主党」「小沢一郎」「中国韓国」がキーワードになり見事に明後日の方向の起爆剤
(そういえば、こども手当の時もまさにそれ。)

 はてブから、kowyoshiさまの

「政治ネタの拡散希望はデマと疑った方がダメージは少ない時代か…」

悲しいが、現状では「デマと疑った方がダメージが存在しません。」

 発症の発生源の場所(牧場の密集地なのかどーなのか)や、病原菌のタイプ、政府や役人の対応や報道の腰の問題が、果たして10年前と比べてどーなのか? てのは今後検証が必要だ。


 加え、野党たる自民党が政府の対応を叩くのは大ありだが、これが昔だったら、このクラスタはこうとでも書くのかね(毒吐)。


「今は国難だ。そんな叩いてる暇なんかないだろ?」


 これでは、拡散希望本当に望むネタも、政治ネタというノイズといっしょくたにされてしまう(本当に必要な情報が混じってるのだろうけど、それまでストップをかけるのはよろしくない)。

「あいつらだったらやりかねない」

 この手法どこかで見たと思ったら、これだ。

「憶測メゾット (C)by 松永秀明」

「あいつならおそらく○○と考えるだろう。仮にそうだとしたら、それはこれこれこうであるからダメである」というような論の立て方である。

このメソッドを使う人は「あいつならどうせこう考えるんだろう」と思いこみ、そうに決まっていると決めつける傾向があるようだ。
(中略)
中には「あいつはこれこれと考えているのかもしれないが、仮にそうだとしたら許し難い」などと、憶測・決めつけメソッドによって断罪までされることがある。

しかも、それを読んだ人は、憶測・決めつけされた内容を事実だと思ってしまうからタチが悪い。
参考

 まぁ、前にぶった切った「小沢一郎の血液型」も、その典型なんだけど。

 正義に基づく暴走、ほど、やっかいなモノはない。
「正義の反対はまた別の正義。(野原ひろし via:クレヨンしんちゃん…らしいけど、原典にたどり着けない。)」

 ワタシの記した、「【拡散希望】を信じるのはかなり厳しい」てのも、これもまた別の正義。